薬剤師コラム

38歳、病院薬局長⇨調剤薬局の立ち上げ

ねこちち

この記事は私自身の転職の体験談です。

病院の薬局長の職を捨て、調剤薬局の管理薬剤師として薬局の立ち上げに関わった時の転職体験談です。

転職エージェントとどのように転職活動をして、調剤薬局の立ち上げといったレア求人に出会えたのかを記事にしています。

この記事を読んで欲しい薬剤師はこんな人
  • 病院薬剤師から調剤薬局への転職体験談が読みたい人
  • 病院から調剤薬局への転職が不安な人
  • 始めて転職エージェントと関わった感想が知りたい人
  • 転職後の昇給について知りたい人
この記事に書かれている事
  • 病院薬剤師から調剤薬局への転職体験談
  • 始めて転職エージェントと転職活動した感想
  • 年収は確かに上がった
  • 転職後の昇給率は厳しい現実があった
悩める人

レア求人に出会うにはタイミングもありますね。

自分も収入は落とせないので、数ヶ月待つつもりで転職活動を進めていきます。


この記事を書いた人

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病院薬局長 ⇨  調剤薬局の立ち上げ

病院薬剤師として9年間を過ごす間に、プライベートでは結婚し子供も授かり、環境が随分と変わっていきました。わりと早く役職につけたのはよかったんですが、昇給率は年々悪くなる一方なのに業務は相変わらず多忙で、肉体的にも精神的にも疲れが溜まってきていました。

そんな時、偶然知った転職サイトに目が止まります。

なんか新たな刺激が得られる仕事ないかなーなんて気持ちが湧いてきたのです。

転職時の年齢

転職を考えだしたのは38歳の時、転職先は具体的には決めておらず何かワクワクする様な仕事はないかなと考えていました。

経緯

当時は海外旅行が好きで、香港やシンガポールに度々訪れていたんですが、日本人が数万人暮らすレベルの大きな都市には日本人が日本の保険を使って、医療行為が行われていることを知りました。

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海外で日本の薬剤師免許使って暮らせるなんて素敵やん・・・

何を血迷ったか、私ねこちちはシンガポールの某病院へメールで就職希望と履歴書を送りつける暴挙に出てしまったのです笑

今思うと若い時の無鉄砲さっていうのはホント怖いです。今なら絶対にしないことも深く考えずにやっちゃうから怖い。

でも一応、先方の採用担当者の方とはメールで何度かやりとりをさせていただきました。

そのときは人員が充足していてすぐの募集はかかっていないこと、また現在と同程度の年収が出せないことが分かり、その時は素直に諦めました。

もしタイミングが少し違えば人生もっと変わっていたと思います、全てはご縁なのです。

海外での就職を断念し、次に考えたのがキャリアコンサルタント会社への相談でした。

初めてエージェントとのやり取り

初めて担当の方とやりとりして思ったのは、もうのすごく対応がいい!話してとにかく気持ちいい!

そんなことはキャリアエージェントがどういうビジネスモデルなのかを考えればすぐ分かることなんですが、当時の私はこの方に任せれば安心だななんて印象しかありませんでした。

次の職場へ求める希望を聞かれて、私が答えたのは以下の2点です。

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やはりやりたかったのは調剤薬局の薬剤師

病院で約10年勤めたが、やはりやりたい仕事は調剤薬局での仕事であるということ。

病院薬剤師の仕事はそのほとんどを薬局長として過ごしたということも原因でしょうが、仕事をするメインの相手は患者さんではないことが多かった。(それはそれで貴重な経験ですけど)

病院長、医局の医師たち、看護部長、他病院の薬剤部長、薬剤部のスタッフの労務管理、医薬品卸やメーカーの担当者の方々。

薬剤部を代表してそういった方々と業務調整することがメインの仕事になってきていたのです。

患者さんと一番近くで仕事をしたいなら調剤薬局、というのが病院も調剤薬局もどちらも経験した私の今の所見です。

家族ありで収入は落とせない

もう一つの条件は、独身の時はそこまで重要視していなかった給与のこと。

収入を下げる転職はできないことを担当エージェントには伝えました。

仕事もしないうちから給与の話をするのは申し訳ない気持ちもあったんですが、嫌な顔もされずに親身に相談に乗ってくれたのを覚えています。

年収は確かに上がった、650万円 ⇨ 700万円

実際に担当エージェントさんが見つけてくれた案件は、管理薬剤師案件。

しかもクリニックと調剤薬局が同時建設の予定で、そこの立ち上げをしてくれる人材募集とのことでした。

全く経験のない業務で不安もありましたが、新店舗の展開に積極的な会社でノウハウは持っており、ブロック長がサポートにつくお話もあったので挑戦させてもらうことに!

年収も上がって、貴重な経験がさせてもらえて、転職して良かったと思っていたんですが。

数年経って気がつきました。全然評価が上がらないし、給与も増えない。

病院時代は数人の薬剤師で薬局長だったこともあって、毎年どんどん昇給していたのに・・・

中途採用者の昇給率

その時の私は、会社勤めしていたら年数が経つごとに昇級していくのが当たり前だと思っていました。

頑張って店舗も盛り上げて、生産性や売り上げ、かかりつけ薬剤師業務など社内でも上位に必ず入る強い店舗にしていったんですが、昇給経ったの¥2,000だったことも、、、

中途採用社は高めの年収で採用されるものの、昇給率は別テーブルで役職を上げない限りほとんど期待できないのが現状だったのです。

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今回の転職で得られたこと

給与は一時的にはあげられましたが、長い目で見ると横ばいで、生涯年収の観点からいくとそれほどお得感があったわけではありませんでした。

しかしながら転職時に希望していた、「新たな経験を積む」「年収を下げない」といった目標は達成できましたので、結果的には得たものの方が大きかったです。

今回の経験では長くお付き合いできる仲間や医師との出会いがあったことも大きな収穫でした。

今回の転職で得られた転職に関するノウハウは2つです。

薬局の立ち上げは貴重な経験

調剤薬局を立ち上げることが出来たのは貴重な経験でした。もしこの立ち上げを自己資金や銀行からの借入で行なったとしたら、プレッシャーに耐えれなかったかもしれませんが、チェーン薬局の社員として関わることが出来たので、金銭的なリスクなしに伸び伸びとチャレンジすることが出来ました。

とても運が良いことだったと思っています。

チェーン薬局での昇格はタイミングなども絡む

前職では運も味方して薬局長として、かなりの量の仕事を任されていましたが、今回の薬局では管理薬剤師以上のポストには登れませんでした。

別記事にも書いていますが組織の中で上り詰めていくためには、個人の努力に加えて、運やタイミングの要素が大きく絡んできます。

ここからが私の持論ですが、組織の中でキャリアアップを目指すのはこの運やタイミングの要素があるので再現性が低いと思っています。

ですが転職であれば、ある程度アンテナを貼っておいて、担当エージェントの方と連携をとっていけば、ある程度計画的なキャリアアップが実現可能だと考えています。

今は複数のコンサル会社と連携をとりながらキャリア形成を実現する方も多いです。

一度きりの薬剤師人生ですので、後悔のないようステップアップしていきたいものです。

最後に。

皆さんの転職が人生を好転させる実りあるものでありますように。


ABOUT ME
としき
四度の転職でやりがいも給与もどちらも諦めない選択をしてきました。大手チェーン薬局のエリアマネージャー として採用担当もしていた経験から、実際に現場で役立つ情報を発信していきます。