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第二新卒の薬剤師は全ての業種でモテモテ

悩める人

薬剤師として初めての就職を果たし1年頑張りましたが、大学の同期の話を聞いていると、あまり勉強できる環境ではないと感じてます。

たった1年で仕事を辞めて、転職するなんて根性がない人材と思われてしまわないでしょうか。

この記事はこんな悩みを解決します。

第二新卒という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

卒業後初めての就職を果たし、1〜3年で「環境が合わない」「思っていた業務と違う」などの理由で転職活動をする、比較的社会人経験の浅い人たちを指す言葉です。

第二新卒として転職活動をすると、転職先の採用担当者にはどう思われるかといった悩みを解決します。



この記事に書かれていること

・第二新卒とはどういう状態の人たちか

・第二新卒に対する採用担当者の印象、期待すること

・採用担当者が第二新卒の方に面接で確認すること

この記事の結論

・第二新卒は「病院」「調剤薬局」「ドラッグストア」全ての業態でモテモテ

・採用担当者が確認するポイントは決まっているので、対策をとっておこう

悩める人

いつまでも悩まずに思い切って転職活動を始めてみます。

まずはキャリアコンサルタント会社への登録ですね!


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第二新卒は全ての業態でモテモテ

結論です。

よほど特別な理由がない限り、全ての業態で第二新卒の薬剤師はモテモテです。

採用担当者を経験した立場から言わせてもらうと、現職に悩んでいるなら早くうちの会社においでと言いたいです。

しかしながら当の本人たちはどういうふうに考えているかというと、

・「社会人になって初めての企業で、全然学べなかった。」

・「能力もスキルも経験もなく、こんな人材がどこで役に立つんだろう

・「1年ほどで仕事を辞めるなんて自分から根気がないと言っているようなものだ

とういうふうに考えていることが多いのではないでしょうか。

自分の魅力には意外と気がつかない

実は自分の「魅力」や「強み」を端的に即答できる人は、社会人経験が豊富な人でも難しいことがあります。

自分のことは見えにくいんですね。

逆に自分の強みを即答できる人は、転職活動や企業内での競争にも有利です。

では第二新卒の魅力とはなんなのでしょうか。

伸び代がある、変に染まっていないのも魅力の一つ

社会人1年生が自分には能力もスキルも経験もないと考えるのは、社会人経験の豊富な先輩たちから見ると、「そりゃそうだろ」ってだけの話です。

そう言ったことを考えていたら、自分の欠点をアピールして転職しようとしているようのものです。

企業の採用担当者は第二新卒者にはそんなことを期待していません。

期待していることは

・「若く元気で長く働いてもらえる

・「変に偏った知識に染まっておらず、自社のやり方に合わせてもらえる

・「社会人としての基礎的なマナーの学習が終了している

の3点です。

第二新卒者はこの強みで勝負していきましょう。社会人経験が豊富な先輩たちには絶対に真似できないストロングポイントです。

なぜ全ての業態で歓迎されるのか

あなたが第二新卒として転職活動の必要性を感じているとしたら、それはあなただけに限ったことではありません。

むしろ初めての就職活動で、全ての人が希望する職場に就職し、そこが期待通りだったなんてこと自体があり得ないのです。

同じようにどの業態でも自分には合わなかったと感じている第二新卒者が存在します。

毎年のように一定の割合で、1〜3年ほどの経験の第二新卒者が生まれています。

20代という若さはそれだけで武器

いちばん怖いのは、合わないと思う職場でダラダラと貴重な20代を勉強もスキルアップもできないまま浪費してしまうことです。

これは若手の薬剤師にとってかなり痛いことで、30代を過ぎてから、あまり勉強ができていません、積み上げたスキルも経験もありませんだと、転職活動はかなり厳しいことになってきます。

30代以降の転職は即戦力を求められるケースが増えてくるからです。

20代であるだけで優遇されるという武器は、当然ですが20台でしか使えない期間限定のあなたの強みです。

社会人としての基礎的研修を終了している

社会人としての基礎的研修を終了していることも、あなたの強みです。

特に大手の企業では、入社後すぐに現場に配属されるところは少ないと思います。

電話応対や書類の受け取りかた、服装から言葉遣いに至るまで、細かな社会人としての基礎的研修を乗り越えているはずです。

就職したての社会人にとっては苦労も多かったと思いますが、企業側から見るとこれは大変なコストです。

生産性の全くない人材に、コストと時間をかけてまずは仕事ができる基礎づくりから始めないといけません。

これは会社規模が小さくなるほど企業にとっては負担となっており、社会人として基礎的な訓練を終了済みの人材は、完全な新卒者よりもコストのかからないありがたい存在なのです。

なおかつ現場の経験も浅いので、下手に業界経験のある人よりも新しい環境での業務の進め方にもすぐに順応してくれる可能性が高くなります。

採用担当者が確認すること

では第二新卒として転職する際に、注意すべきポイントはどこにあるのでしょうか。

私が採用担当者として第二新卒者を面接する場合に必ず確認したのは以下の2点です。

前職を辞める理由

一点目は前職を辞める理由です。

もちろん転職を考えているくらいなので何かしらの不満点があって辞めることは採用担当者も十分理解しています。

理解した上でなぜ辞めるのかを確認します。

この時の返答がネガティブなことに終始する、例えば前職の企業の悪いところや同僚の悪いところばかりをアピールするなどであれば、採用担当者としては不安が残ります。

どんな企業にもできていないところや問題点は必ずあります。原因は自分ではなく環境や同僚であると言った考え方の人材は、組織には求められません。

もしもとてもひどい状況だったとして、それを誰かに話したい気持ちは分かりますので、それを伝えるのはぜひ転職コンサルタント会社に登録して、担当エージェントに思う存分話してください。

その上で転職希望先には、ポジティブな言い回しに変えて自己アピールしていきましょう。

例えば

第二新卒者

「毎日激務で残業ばかりだったので、患者さんと話す時間が全然なかった

と言いたいところを

第二新卒者

「一人一人の患者さんと向き合える環境を作って業務に取り組みたいので、残業時間の削減など、業務の効率化に理解のある御社の社風に魅力を感じました。」

のように、ポジティブな言い回しに変えて自己アピールしていきましょう。

転職活動は全部正直に思ったことを話せばいいという訳ではありません

面接に対してはぜひ優秀な担当エージェントを見つけて、対策を練って臨んでいただきたいです。

転職して望むこと

辞めることが目的になっていないかも確認するポイントです。

とにかく辞めたい一心で、どこでもいいから逃げたい、辞めることが目的となっている人材は敬遠されます。

転職活動のきっかけが「辞めたい」であっても、転職先とは明るい未来の前向きな話をすべきです。

冷たいようですが、採用担当者の仕事は自社において活躍してくれる可能性のある人材を見極めることです。あなたの「辞めたい」気持ちに寄り添うことではありません

自社に入社してどんな活躍がしたいのかを事前に言語化しておくことが大事です。

ぜひ担当エージェントとは対策を練っておいてください。

企業側が第二新卒者に期待していることは、自社のやり方に合わせて長期的に成長しながら働いてくれることです。

例えば

第二新卒者

「数年かけて薬剤師業務を学んだ後は、店舗のリーダーとして管理薬剤師に挑戦してみたいです。」

こういったことを面接で話せば採用担当者に、この人はうちの会社で長く働いてくれそうだなと思わせることができる訳です。

第二新卒の転職活動は成功率高い

ここまで読んでいただいて、実際に転職を悩まれている第二新卒者の方々はどう感じられたでしょうか。

自分の強みを勘違いしていませんでしたか。

若いあなたに求められるのは「即戦力」ではなく「若さ」「伸び代」「長く働いてくれるか」などです。

これはベテランの薬剤師にはない、若いあなただからこその強みです。

対策さえ練っていれば、第二新卒者の転職成功率は高くすることが可能です。

同期よりも抜きんでた待遇も期待できる

さらに転職活動をした第二新卒者には、追加のメリットもあります。

稀なことですが非公開の好条件の求人に出会う可能性があることです。

これはキャリアコンサルタント会社に登録して転職活動を始めた人だけがアクセスできる特別な情報です。

同世代の薬剤師よりも抜きんでた待遇での転職を実現できる可能性もあります。

ネガティブな発言は絶対NG

繰り返しになりますが、1〜3年の短い期間での転職をネガティブに感じる必要はありません

自分に合わない職場で若い貴重な時間を無駄に過ごすことが1番の損失です。

転職をもし決断したのであれば、まずはコンサルタント会社への登録が必須です。

動いた人からチャンスを掴みます。悩んだらまず行動あるのみ。

「転職」はリスクがありますが、「転職活動」はノーリスクですよ!

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最後に。

あなたの転職が人生を好転させる実りあるものになりますように。

ABOUT ME
としき
四度の転職でやりがいも給与もどちらも諦めない選択をしてきました。大手チェーン薬局のエリアマネージャー として採用担当もしていた経験から、実際に現場で役立つ情報を発信していきます。