転職戦略

薬剤師としてパート求人を探す場合も転職サイトの利用がおすすめな理由

パートで調剤薬局での勤務に復帰したいと求人情報をネット検索しようとしても

  • 子育てに忙しく、ゆっくり転職活動する時間も気力もない
  • 今はキャリアアップよりも利便性などの働きやすさしか求めない
  • 公開された求人を見ていてもどこも大差ないな

そんな気持ちで公開求人の中から安易に決めようとしていませんか。

としき

「ちょっと待ってください!」

子育てをしながら現場へ復帰する場合に、じっくり転職活動なんて無理と思ってしまいがちですよね。

そうではありません。

忙しく時間がないからこそ、転職サイトに登録して、担当エージェントに相談することに大きなメリットがあるんです。

この記事ではパート求人を探して、職場復帰したいと考えているあなたが、

パート求人を探す場合にも転職サイトに登録する大きなメリット

を紹介します。

しかも!

子育てしながらの勤務は利便性などが最優先なのは当たり前です。

その上なるべく時給が高く人間関係が良好な現場の方が、生活を考えてもブランクからの復帰を考えても望ましいですよね。

この記事は、パートでの形態で調剤薬局への復帰を目指すあなたが子育てをしながら転職活動を無理なく進めて、高時給で人間関係の良い職場に巡り合う方策を提案します。

この記事を読んで欲しい薬剤師はこんな人
  • パートで職場復帰したいが自分で転職活動する自信がない人
  • 初めての子育てで職場を吟味する余裕がない人
  • 公開された求人からパート先を選んで大丈夫だろうと考えている人
  • 少しでも高い時給のパートで生活を安定させたい人
この記事に書かれている事
  • 今現在、多忙な人ほど転職エージェントの恩恵を受けられる
  • 非公開求人にこそ好条件の求人がある
  • パート・アルバイト求人に強い転職エージェントも紹介
  • 登録の煩わしさは一瞬、プロの転職支援を体験しよう!
  • おまけ記事でパート社員の社会保険加入や有給休暇などの休業制度も確認できます
ウィッチガール

保育園の応募や子供のワクチン接種など、忙しすぎて転職先を選ぶ余裕はないと思っていました。

思い切って登録して、転職エージェントの無料サービスに甘えちゃおうと思います!


この記事の監修者
  • 現場の薬剤師として白衣を着て22年
  • 保有資格歴|薬剤師免許/認定薬剤師/禁煙指導薬剤師/薬局実務実習指導薬剤師(調剤薬局)/健康サポート薬局研修終了済(調剤薬局)
  • 過去の役職経験実績|管理薬剤師(調剤薬局)/エリアマネージャー(調剤薬局)/採用担当者(調剤薬局)/毒劇物取扱責任者(調剤薬局)/学校薬剤師/薬剤部長(病院)/医薬品取扱責任者(病院)/麻薬管理者(病院)

目次▼好きなところから確認できます▼
  1. パート薬剤師の求人探しに転職サイトを利用すべき理由
  2. パート求人に強い転職エージェントの見分け方、ポイントは?
  3. パート・アルバイトで働きたい人におすすめの転職サイト
  4. パート・アルバイトで働くメリット
  5. パート薬剤師の求人選びでチェックしたい事項は?
  6. パート薬剤師になる前に知っておくべき基礎知識
  7. 自分の働くエリアの時給の相場を確認
  8. まとめ

パート薬剤師の求人探しに転職サイトを利用すべき理由

パート薬剤師も転職エージェントを利用すべき理由

結論です。

としき

パート薬剤師の求人探しこそ、転職サイトを利用すべきです。

特に初めての子育て中で、家事育児と並行しながらの就職活動は転職エージェントを利用しない手はないと考えています。

特にコロナ渦以降、パート・アルバイトの求人数はどこの転職支援会社でも減少傾向にあります。

ただでさえ求人が減っている状況で、自分の条件に合った案件を自己努力だけで見つけるのは厳しい状態になってきています。

さらに家事育児と並行しながらであれば、なおさら大変なのは容易に想像できます。

至れり尽くせりのサポートを無料で受けれることが、転職エージェントを利用する強みです。

パート求人に関しても、登録することで独占・非公開求人の情報にアクセスできます。

転職にかかる時間と労力を軽減できるだけではなく、最適解にたどり着く意味でも転職エージェントを利用していきましょう。

ウィッチガール

登録したら条件に合う求人を探してきてくれるのね。

時間の節約にもなってめっちゃお得!

この記事ではパート・アルバイト求人に強い転職エージェントも紹介していきます。

理由1:最適な求人を紹介してくれる

始めて転職活動する人は、ネットで検索して出てくる情報や、薬剤師会などで公開されている情報がすべての求人案件だと思っていませんか。

実は公開されている求人案件の多くは、地域者職種で平均的かもしくは平均以下の報酬の求人がほとんどです。

としき

特別な好待遇での求人は、現在すでに現場で働いている人とのトラブル回避のため、非公開の求人となります。

さらにパート薬剤師となると、最低限の人数での求人がかかるので、ほとんどの場合は限定1名の募集です。

いかにタイミングよく早く情報にアクセスできるかが重要になってきます。

最適な求人にアクセスするためには、転職エージェントへの登録が必須となるわけです。

薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

理由2:手厚いサポートにより内定獲得率が高まる

先にも述べましたが、ここ数年で薬剤師転職は状況が一変しています。

求人数自体が減少しており、条件のいい求人は応募しても選考から漏れたり、最終面談まで行きつかないという声も聞かれるようになりました。

こういった厳しい状況の中で内定を勝ち取る薬剤師の多くは、転職エージェントのサポートを受けて、転職活動に臨んでいます。

にゃんハム

そりゃサポート受けた方が、内定の確率は上がるよね。

自分の強みを一緒にアピールしてくれんるんだから!

手厚いサポートを受ける事により内定獲得率が高まっているのです。

面接前から履歴書の添削や、求人先が求める人物像の情報をもらえたり、最終面談にも同行してもらい、自分自身ではアピールしにくいことも第三者の評価として積極的に伝えてもらえるようになります。

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理由3:記載されていない労働条件などの内部事情を把握している

公開されている求人情報には、基本的には求人側の弱い部分は記載されないことが多くあります。

採用担当者の気持ちになると想像しやすくなります。

1回の求人で多くの人材に応募してほしいので、出来る限り求職者にとって耳障りの良い条件を優先して公開しがちです。

例えばですが、転職後の昇給が余り期待できない場合や福利厚生が充実していないなど、表面的には公開されないような情報を事前に入手することは、転職後のミスマッチを回避するためにも大変重要です。

薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

にゃんハム

あり程度条件が違っても、交渉次第ではうまくいくってことか

理由4:時給や勤務時間など条件交渉を代行してくれる

自分一人で転職活動をすると、立地や業務内容が希望するものでも、時給や勤務時間の条件が合わずあきらめてしまうケースもあると思います。

こういった場合も担当エージェントからの交渉で、折り合いが付き転職が成立する可能性があります。

時間の調整であれば自分自身でも交渉できる場合もあるでしょう。

しかしながら、

としき

給与の交渉となると自分自身では難しく感じる場合がほとんどなのではないでしょうか。

また求人側からしても、第三者の担当エージェントからの情報の方が、最終的な自給の決定に至るまでの判断材料として客観性が担保できるので、時給アップの判断がしやすくなります。

こういった条件交渉の代行作業も転職エージェントを利用する大きなメリットです。

薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

ウィッチガール

確かにもう百円でも時給交渉してくれたら、仕事する上でもモチベーション上がっちゃう!

理由5:人間関係などリアルな職場環境を教えてくれる

社内の人間関係が悪く離職率が高い状況などは通常、応募者側には告知されません。

こういった表面的には記載されない情報も、地域の情報に強い転職エージェントは持ち合わせています。

ですので転職後に起こる、こんなはずではなかったという事態も転職エージェントを利用することで回避しやすくなってきます。

ウィッチガール

なんだかんだ人間関係はほんと大事だからね!

知りたいのはほんとここなのよ。

パート求人に強い転職エージェントの見分け方、ポイントは?

パート求人に強い転職エージェントの見分け方は?

転職エージェントは法律上の縛りで、年齢や性別などを制限して広告を打つことはできません。

しかし実際には、会社によって得意分野や求人案件は異なっており、求職者にとって適した会社というものが存在します。

としき

では実際にどんな転職エージェントがパート求人に強いのでしょうか。

見るべきポイントは3つです。

ポイント1:パートなど非常勤求人が豊富か

まずは抱えている求人案件の属性に注目です。

調剤薬局へのパート勤務での就業を希望する場合には、それに適したサイトから登録する必要があります。

としき

かならず他の会社と比較して、パートでの求人案件が多い会社を選ぶようにしましょう。

かならず他の会社と比較して、パートでの求人案件が多い会社を選ぶようにしましょう。

\\ パート求人数が多いのはこの2社!! //
薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」
薬剤師の転職ならジョブデポ薬剤師

ポイント2:大手から地域の調剤薬局まで求人先が幅広い

パートの形態で勤務する場合は、優先する項目もある程度決まってくると思います。

例えば実際に勤務する店舗の立地や希望する時間で勤務できることは優先順位が高くなるでしょう。

逆に企業の将来に向けての安定性や、事業拡大などの積極性は重要度が低くなってくるかもしれません。

間口が広く、大手チェーン薬局から個人薬局まで幅広く案件を所有している会社を選ぶべきです。

ポイント3:薬剤師転職の専任コンサルタントがいる

パート薬剤師として転職活動をする場合、給与交渉から勤務時間の調整、求められる業務など総合的に任せたい場面が多くなると思います。

薬剤師側の視点に立って話を進められ、なおかつアドバイザーとしても活躍してくれる専任のコンサルタントが在籍する会社を選ぶことも必要になってきます。

\\ アドバイザーとしてのサポートが期待できるのはこの会社!! //
薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

パート・アルバイトで働きたい人におすすめの転職サイト

では実際にはどの転職エージェントがおすすめなのでしょうか。

としき

たくさんの会社を紹介するよりも、ここでは厳選した2社をまず紹介します。

活動可能な時間や体力も限られていると思いますので、まずはファルマスタッフとお仕事ラボに登録して、転職活動を始めてみましょう。

土日休みの希望条件を叶える求人紹介あり!ファルマスタッフ

まず最初のおすすめは、転職相談満足度96.5%以上の「ファルマスタッフ」です。

コロナ前に比べるとパート求人の数自体は減っていますが、それでも業界最大数のパート求人を抱えています。

求人数の数はそれだけで、転職成功の確率が高まる要素です。

\\ パート求人数が最も多いのはこの会社!! //
薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

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#20代 #30代 #第二新卒 #調剤薬局 #女性におすすめ #ハイクラス(高収入)求人
こんな人におすすめ
・20代の転職希望薬剤師
・第二新卒の薬剤師
・34歳くらいまでの比較的若手の薬剤師
・パート薬剤師
・派遣薬剤師
得意業種:調剤薬局、病院、ドラッグストア
対応エリア:全国
薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」



にゃんハム

求人数の多さと若い薬剤師への対応が良さそうで、安心感があるね

ウィッチガール

大手のエージェントっていうのも安心材料よね

ウィッチガール

大手のエージェントっていうのも安心材料よね

メリット

  • 求人数が多い
  • 転職に慣れていない若い求職者へのサポートが手厚い
  • 大手ホワイト企業の求人が多い

デメリット

  • 40代以降の求人は少なくなる
  • 担当者のタイプも様々
としき

ネット上で聞かれた口コミもをご紹介しておきます

結局、いろんな情報をくれるかどうかが一番。

担当者の人柄も良いに越したことはないけど、好条件の求人があるかが大事でしょ。

私が担当してもらった方は、人柄も他のとこよりダントツだったから大当たりw

_アラサーみさこ(@misamisa335)May.2.2021

高時給のパート求人が豊富 お仕事ラボ

「お仕事ラボ」は子育てをしながら働きたい人におすすめの転職サイトです。

どうしても限られた時間での勤務になってしまうので、高時給にこだわりたいというのは当然のことだと思います。

元々が高時給の求人を多く抱えていることに加えて、これまでの給与交渉による時給アップの実績が多く、パート薬剤師の求人探しには確実にお勧めできる会社です。

\\ パートで高時給を狙うならここ!! //
【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】面接交通費一律3万円(初回)♪

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#20代 #30代 #40代 #シニア #第二新卒
#調剤薬局 #ドラッグストア #女性におすすめ
#派遣薬剤師 #パート薬剤師
こんな人におすすめ
・ミスマッチをできる限り回避したい
・調剤薬局か病院薬剤師で転職を考えている
得意業種:調剤薬局、病院
対応エリア:全国
【薬剤師の派遣・転職 お仕事ラボ】面接交通費一律3万円(初回)♪
にゃんハム

時間をかけてでも慎重に行きたい場合はここだね

ウィッチガール

就職後のミスマッチが少ないのは安心、長く働きたいもんね

メリット

  • 紹介後の定着率95.6%
  • ミスマッチを高確率で回避できる
  • 逆指名のシステムあり

デメリット

  • 病院薬剤師の求人が少ない
  • サポートが手厚い分、急ぐ転職は難しい
としき

ネット上で聞かれた口コミもをご紹介しておきます

前のところは会話もなくてギスギスした関係が嫌だった

雰囲気重視を伝えたら、店舗の管理薬剤師とも事前に話せたのが良かった

実際に店舗と人を観れたのは安心感がある

_リューサ(@0112skyhi)Nov.25.2021

特にコロナ渦で転職活動は情報戦の要素が高まっています。

としき

ポイントはSNSでの情報収集や非公開求人へのアクセスになってきています。

パート・アルバイトで働くメリット

パート薬剤師として働くメリット

確認にもなりますが、パートやアルバイトではたらくことにはどんなメリットがあるのでしょうか。

メリットをしっかり理解しておくことで、勤務を続けていく上でのモチベーションにもつながってきます。

メリットを理解しておけば、多少のことは妥協できるきっかけになるからです。

メリット1:ワークライフバランスの充実

正社員と違ういちばんのメリットは、このワークライフバランスの充実でしょう。

正職員として勤務する場合は、働く時間を自分でカスタマイズして調整する作業は非常に困難です。

自分の働ける範囲で就業できることはパート勤務する薬剤師にとって大きなメリットです。

メリット2:職場環境を選べる

職場環境を選べるのもパート 勤務する薬剤師のメリットです。

店舗訪問して居心地が良い、自宅から近い、保育所から近いなど好みの条件の店舗での求人に出会えれば、職場環境を変えずに働くことができます。

働きたいエリアで働けるというのも仕事をしていく上で重要な要素になります。

メリット3:転勤・異動がない

大手チェーンの調剤薬局の正社員であれば、予期せない他店舗応援や時には人事異動も発生します。

この転勤や応援業務、異動がないこともパート薬剤師の大きなメリットです。

勤務を続けていく上で安心して働けるので、心の安定剤となります。

メリット4:高時給で働ける

条件の良いパート薬剤師の求人に出会えると、正社員の労働時間に換算すると正社員よりも稼げているというのはよくある話です。

どうしても勤務時間が限られるので、年収の合計額は少なくなるかもしれません

しかしながら高単価で働けているという事実は、勤務を続けていく上で気持ちの維持につながります。

メリット5:勤務時間の変更が通りやすい

子育てをしながらのパート復帰ということが前提であれば、通常の現場であれば急な勤務時間の変更も通りやすくなるといったメリットもあります。

子育てしながらの職場復帰であれば、事前に理解のある企業かどうかはしっかり確認するべきです。

難しければ担当エージェントに確認作業を依頼すると便利です。

もちろん急な欠勤や早退は、周りの仲間の協力なしにはできません。

当たり前とは思わずに感謝の気持ちを表しながら、勤務していきましょう。

パート薬剤師の求人選びでチェックしたい事項は?

パート薬剤師の求人選びでチェックしたい事項は?
パート薬剤師の求人選びでチェックしたい事項は?

ではここからは実際にパート薬剤師として勤務するにあたって、具体的な求人選びのポイントを見ていきましょう。

勤務地:自分の生活を考えて利便性が高いか

まずは勤務地です。

距離だけで選んでしまうと意外と利便性が悪い場合もあります。

距離的には近くても

  • 出勤時刻は渋滞や踏切信号などで時間がかかる
  • 保育所や買い物先とは反対方向で利便性が悪い

などで毎日の通勤が不便な場合もあります。

可能であれば、自宅から職場までの途中に、保育所や買い物先が揃っていると大変利便性が高くなります。

労働条件:希望の時間帯で働けるか?

希望の時間帯で働けるかは非常に重要です。

ここで妥協するということは、パート勤務のいちばんのメリットを捨ててしまうことにもなりかねません。

可能な範囲で希望条件に合う求人を探してもらう、もしくは担当エージェントに交渉をしてもらうと言った作業が必須です。

過去に経験した交渉で言えば、土曜日午前の勤務の折り合いがつかず、月2回の妥協案で就労契約を交わし、双方納得いったケースもあります。

他の条件がいい求人であれば、粘り強く妥協案を考えて交渉してみましょう。

時給:いくつか比較してより良い条件の職場へ!

当然ですが時給も大切な要素です。

リアルではあまり口には出しませんが、もし私がパート薬剤師で勤務するのなら時給が100円でも上がればとても嬉しいです。

人によっては100円くらいの時給差を気にしない方もおられるかもしれませんが、ボーナスが期待できないパート薬剤師にとっては多くの場合、気になるポイントではないかと思います。

人間関係:離職率もチェックしたい

人間関係もできる限り拘りたいポイントです。もちろん友達作りではなく、仕事で業務につきます。

勤務時間だけの関係と、割り切っての勤務も否定はしませんが、気の合う仲間が職場にいることは仕事を続けていく上で、メリットが大きいことは言うまでもありません。

パート薬剤師になる前に知っておくべき基礎知識

パート薬剤師になる前に知っておくべき基礎知識

最後に、パート薬剤師や派遣薬剤師など非正規で働く上で知っておくと何かと有益な基礎知識について共有します。

知識は持っているだけで自分の人生を好転させる武器になります。

社会保険の加入

パート薬剤師でも下記の条件を満たせば社会保険の加入が可能です。

加入した方がいいかどうかは、人それぞれの環境で違うので選べる場合は家族でよく協議してから決めてください。

  • 1週間の勤務時間が20時間以上
  • 年収106万円以上
  • 同じ職場に1年以上勤務(見込みも含む)
  • 勤務先の従業員が501人以上、もしくは500人以下の会社で社会保険加入を労使が合意している
  • 学生ではない

将来的に年金額を増やせるメリットはありますが、現役期間の手取り額は減ってしまいます。

配偶者控除

妻の年収を一定額に収めることで、夫が38万円の扶養控除を受けられます。

控除とは噛み砕くと税金額を減らすことができます、ということです。

よく聞くパート薬剤師の働き方としては、この扶養控除を受けられる上限額まで働くように勤務時間を調整される方が多いようです。

しかしながら薬剤師は高時給になるため、すぐに上限額に達するので思ったよりも短時間勤務になりがちです。

パート薬剤師として働く妻の年収が130万円〜150万円になる場合は、働き損になる場合がほとんどであると思われます。

この金額の年収になりそうな方は、勤務時間を制限して年収を下げるか、もう少し頑張って年収を151万円以上にあげることで、働き損になることを避けお得に働くことができます。

損をしたくない場合は事前に就業先と勤務時間についてよく相談して対応してもらいましょう。

有給休暇

知らない人にとっては意外なことかもしれませんが、パート薬剤師にも週の勤労時間に応じて有給休暇が付与されます。

有給休暇の消化は一定数義務化されているので、会社側から説明がある場合がほとんどです。

しかしながら今でも積極的に労働者に取得させないケースもあるかもしれません。

知識としてパート従業員にも、労働基準法にのっとって有給休暇が付与されることは知っておきましょう。

産休(正式には産前・産後休業)

産休とは通称で、正式には「産前・産後休業」として労働基準法に定められている休業で、正社員やパート、派遣など雇用形態に限らず全ての方が対象となる休業制度のことです。

産前休業は、出産予定日の6週間前から(例外:双子の場合は14週間前から)、請求すれば誰でも取得が可能です。

産後は、出産の翌日から8週間は就業することができません。

本人による請求に加えて、支障がないと担当医師が認めた業務であれば、産後6週間を過ぎた時点から就業が可能です。

つまり、法律で就業が禁止されているので、本人がどんなに希望しても産後6週間は働くことができません

したがって、結論としてはパート社員でも産前・産後休業を取得することは可能です。

特に産後休業については就業禁止期間なので、必ず休業しなければなりません。

育休(正式には育児休業)

育休は通称であり、正式には育児休業という育児・介護休業法に定められた休業期間のことを指します。

近年よく話題になりますが、産前・産後休業と違い男女ともに取得することが可能な制度です。

1歳未満の子どもの育児をするための制度で、一定の要件を満たすことで取得が可能です。

つまりパート社員の中でも、取得できる場合と取得できないがあるということです。

育児休業を取得するための要件は、大きく3つです。

パート社員などの非正規社員は、

  • 申し出時点において同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること
  • 子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれること
  • 子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかではない

以上の要件を満たしている場合に取得可能です。

労働期間があらかじめ決まっている契約で働く人の場合は、1年以上働いていて、その後も同じ事業主の元で働くということが前提ということです。

また、次の3つに該当する人は育児休暇を取得することができません。

  • 雇用された期間が1年未満
  • 1年以内に雇用関係が終了する
  • 週の所定労働日数が2日以下

さらに、「日々雇用される方は育児休業を取得できない」とされています。

つまり、日雇いのアルバイトの場合は育児休業を取得できないということです。

状況によって変わってくることが多いので就業規則を確認したり、社内の担当者と相談しながら適切に取得してください。

労働者が同じ職場で長く働くための権利ですので、しっかり理解しておきましょう。

自分の働くエリアの時給の相場を確認

自分の希望する都道府県やエリアでの時給相場は担当エージェントとかならず確認しておくようにしましょう。

時給の相場は地域や時期によって水物のように変動します。

相場感を掴んでいないと、金額を提示されてもその評価をすることが困難です。

自分の給与が高いのか安いのか、エリアの相場と比較して最終判断をしてください。

この辺りは転職活動をする地域に強いエージェントを選び、コンサルしてもらうことで、極端に安い給与で勤務するといった事態は避けることができます。

また業種によっても相場は変わってくる傾向にあります。

一般的には時給の相場は

ドラッグストア>調剤薬局>病院となっており、時給にこだわりたい場合はドラッグストアが有利になってきます。

時給に加えて勤務時間の融通も希望する場合は調剤薬局、スキル習得も兼ねたい場合は病院と言った風に就職先を選ぶのもいいかもしれません。

一般的にはパート薬剤師として企業求人の案件は、ほとんど出ることがないようです。

\\ 地域に根差した情報を持っているのはこの会社!! //
薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」

全国の平均

参考までに全国のパート薬剤師の平均給与を示します。

全国のパート薬剤師の平均時給はおおよそ2200円となっています。

あなたが考えている求人先はいくらの提示があっていますか。

せっかく転職エージェントを利用しての転職なので、2200円よりも上の条件での求人を探していきたいものです。

都道府県での傾向

全鉱区平均よりもさらに踏み込むと、都道府県によっても相場の傾向は変わってきます。

さらに踏み込むと都道府県内でもエリアによって時給が大きく異なる場合があります。

参考までにいくつかの都市をピックアップして平均時給をピックアップします。

傾向としては正社員と同様で、都市部では時給が低く、地方では高くなる傾向があるようです。

都道府県パート薬剤師の平均時給
島根¥2,597
山梨¥2,560
青森¥2,526
静岡¥2,388
東京¥2,372
神奈川¥2,231
福岡¥2,164
大阪¥2,078
京都¥2,061
参考文献:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査の概況 」

まとめ

まとめです。

この記事では薬剤師としてパート勤務で現場復帰する際の転職エージェントの選び方、利用の仕方に加えて、パート薬剤師に関わる休業制度や社会保険への加入・配偶者控除について述べてきました。

  • パート薬剤師として復帰する場合も転職エージェントの利用がおすすめ
  • むしろ育児しながらの転職活動は転職エージェントの利用がマスト
  • おすすめの転職エージェントは「ファルマスタッフ」「お仕事ラボ」

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  • パートとして働くメリットを理解しておこう
  • 休業や有給休暇についての知識を持っておこう
  • 適正な時給相場を知り、好条件の求人を見逃さないよにしよう

最後に。

あなたの転職が人生を好転させる実りあるものになりますように。

ABOUT ME
としき
四度の転職でやりがいも給与もどちらも諦めない選択をしてきました。大手チェーン薬局のエリアマネージャー として採用担当もしていた経験から、実際に現場で役立つ情報を発信していきます。